ここさけ♪
Filmarks試写会に参加しました。
素敵なイベントありがとうございます。
喋れない女の子がミュージカルをやることになる話、とあらすじを読み取り、ミュージカル好きとしてはとても期待して鑑賞しました。
期待は全く裏切られず、むしろそれ以上でした。
高校生がミュージカルをやる！そう！こんなのが観たかったのですこういうくすぐったい映画が(^^)
順は幼い頃に「ある言葉」で家族を傷つけ、玉子に喋るとお腹が痛くなる呪いをかけられます。「卵」じゃなくて「玉子」。
そんな順が地域交流会の実行委員をすることになり、ミュージカルをやることに。
順の心の変化と共にミュージカルの内容が作られていきます。
あの学祭の準備みたいな、クラスで作り上げる放課後って堪らないですよね！こういう雰囲気作りはあの花といい、本当に上手いなあと思いました。
そして、順の心の変化と共に動く、4人の主人公達の絶妙な恋の距離感にもキュンとしました。
高校生の頃にしかない気持ちがしっかり伝わってきました。怖かったり悔しかったりすることって恥ずかしくて伝えられない。そんな経験って誰でもあったはず。誰しも共感できる映画だと思います。
そういえば順の自宅の机にマトリョーシカが飾ってあって、殻の中に入っている玉子繋がりなのかなと深読みしました（笑）
そのくらい短時間でキャラに感情輸入しちゃいます。
ラストの「悲愴」と「Over the rainbow」のマッシュアップは涙が止まらなくなりました！ふたつの想いが絶妙なバランスで重なり合う心地よさ。登場する音楽の表現はどれも素晴らしかったです！早くサントラCD欲しい♪
成瀬母や坂上祖父母、登場する音楽、街並みや学校の空気などなど本当に素敵なところが多すぎてまだまだ語りたいところですが、まだ上映前なので再度鑑賞してまた書きたいと思います。
少しですが、ところどころ画が気になって-0.2。キャラクターは本当に可愛くて素敵なので細部まで書き込めてたらな。
公開直前ギリギリまで今もスタッフがブラッシュアップしていると宣伝担当の方からお聞きしました！ので、更なる仕上がりがとても楽しみです！
映画館にまた観に行きます(^^)
