くわふ

心が叫びたがってるんだ。のくわふのレビュー・感想・評価

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)
4.8
幼少期に受けた傷がどれだけ重大か、親として改めて考えさせられた

自分の心の声を表に出すことがいかに難しいことか、そしていかに簡単かも

学生時代の難しい人間関係、傷つきやすい心がリアルに再現されていて、胸が苦しくなった

あれだけ難しい心の声と言うメッセージ性をこれだけ多くの人が感動する映画に仕上げる、、、すごいことだし、自分もそういったことができないかと考えるきっかけになった

Facebookへメッセージを書くことすらためらう、そのぐらい自分をの心の声を表に出すのは怖い

原因はなんだろうか、おそらく小中高でのいじめではないかと思っている

いじめのきっかけは小学校の時に、転向して早々全校集会で、これ間違ってませんかとぶつけまくったこと。元々立ちたがり屋だったし人の気持ちなんて考えずまず自分の意見をつき通す破天荒だったため、当然いじめの対象になる。さすがにどんな馬鹿でもここまでくれば自分の意見を慎むことになるだろう。

自分の意見も言わず周りと合わせることで人間関係はある程度円滑に進む、我慢を覚えたわけだ。

実はその我慢が癖になってしまい35歳までそれが治らなかった。何かお店で問題が起きても基本的にあまり関わらないようにする。とゆうか基本的に意見を出さない。人を否定するということそのものがあまり好きではないと言う性格もあり、改善のために意見をぶつけたり戦うことをを全くやめていた。としてそれはある程度人生を渡るための蘇生術で良いことだとも思っていた。

ただトップセールスのマネージャーは違った。皆自分の意見を持っているそして自分の意見を通す意思がある。時としてそれは戦いになる場合もあるがそれでも彼ら彼女たちは決断する。

そんな彼らを見ていて思うことがある、このままではいけない。

その感情が徐々に徐々に大きくなってきている。

このままではいけない

このままでは心の声が一生でなくなってしまう。そう思う。

1回きりの人生だそれはさすがに嫌だ



心の声

僕の心の声、1番端したい事って一体何なんだろう?

今一番情熱を燃やしている仕事で1番伝えたいことって何なんだろう?

それがこの映画を見て少しは分かった気がする。

これだけ多くの人を感動させる映画すばらしい!僕は映画を作る事はできないけども人を感動させる仕事はできるのではないだろうか?

感動してもらいたい感動させたい!

感動させたい



なんでだろうこの感情が湧いてきたのは?





感動をさせたい

ジブリやディズニーランド他にも感動与えてくれるところがいっぱいあるが、そのたび嬉しさで涙が出る。

多分その時の喜び一生忘れられない喜びを、誰かと共有したいのだと思う

意外と寂しがりやなことに安心する。

感動をしていただける仕事をしよう。時間も無くなるもしかしたら給料も下がるかもしれない、でもやると決めたらやりきることの方が大事である。今僕に必要なのは僕の本当に持っている心を目の前のお客様に伝えることだ。稼ぐために勉強するのではない、稼ぐために商品知識をつけるのではない、相手に感動していただくためにずば抜けた商品知識があれば感動していただける可能性もある。ずば抜けた心理学を学んでいれば相手を効果的に感動させることもできる。これは僕にとってとても嬉しいことなのである。

だから、丁寧に手紙を書こう
だから、丁寧に接客しよう
だから、丁寧にフォローをしよう

もう悪ぶるのはやめて、1に執着しすぎないで、自分だけがいいと言う思いを捨てて、もう一度自分らしく本当にお客様のことを考えた接客を貫き通してみようではないか。結果それがトップセールスになれなかったとしても、またその時考えてみればいいや。それよりも心の声を殻の中に押し込めていることの方が僕にとっては辛いことがやっとわかったんだから。

これは欲求だ、誰の心の中にもある欲求だ

何年何十年ため込んだ心の声、ずっと我慢してきたんだからもうそろそろ少し喋らせてあげてもいいんじゃないかな?

心が叫びたがっているんだから
くわふ

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