心が叫びたがってるんだ。のとしのレビュー・感想・評価

超平和バスターズ原作「あの花」のスタッフたちが再集結のオリジナルアニメ。言葉で人を傷つけてしまい言葉を封印した少女とそれぞれの事情を抱えてる友達との群像劇。グサっとくる言葉の数々が胸に突き刺さり痛かったが、それを包み込むのもまた言葉であって本音を言わなければ伝わらないし言わなかった事で後悔もしてしまうのは嫌だな。言葉の大切さを再認識できたし相手を思いやる気持ちの重要性。いくら闇を抱えていても最後の成瀬の逃走にちょっとイラっとしてしまったが坂上拓実の格好良さ。あの花同様に秩父の風景が素敵でまたこのスタッフたちでオリジナルを作り続けて欲しい。