ピーメ

イロイロ ぬくもりの記憶のピーメのレビュー・感想・評価

イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)
5.0
90年代後半のシンガポールを背景に。英語と中国語が混ざり合う文化と、東南アジアの出稼ぎ事情。それぞれの苦しさと唯一の救いが丁寧に描かれていて、多角的な視点が面白すぎた。車を手押しする場面の象徴性と、不器用なジャールーが特に心に刺さる。監督自らの体験を基づいたらしい、きっと忘れられないぬくもりのある思い出なんだなって画面を通して感じる。
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