プロジェクト・アルマナックのindieのレビュー・感想・評価

2015/5/7　飛行機

理系のオタ学生が地下室で親父の形見のタイムマシーンを手に入れる。
POV型式のSF青春映画。
タイムマシーンの起動シーンや話の流れがどうにも日本のゲーム(アニメ化もされたが)シュタインズゲートを連想させるし、ボンクラ少年3人組が超越的な力を手に入れるという設定はクロニクルがパッと思い付く。良いとこ取りに思えるが、この映画が心に残り難いのは、青春映画特有のほろ苦さに欠けている所だろう。主人公が何かを得る事の代償を払い成長するという様を観て感慨深くなったりするが、この作品にはそこが欠けている。責任感の重要さをあっさり描き過ぎ！惜しいとしか言いようがない。