キミシマユウキ

プロジェクト・アルマナックのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

3.7
MIT入学を目指す理系高校生デイヴィッドとその仲間たちはある日、家の地下室で亡き父が残した発明を見つけるが・・・

マイケルベイ制作!2014年公開のタイムトラベル系SF青春映画。
フォロワーの方に「アクション本当好きだよねぇ」
とレビューのジャンルが偏っていることを指摘されたので同じくらい大好きなSFを鑑賞(笑)

おや?Filmarksの評価は低いが、自分は結構満足できた。
まず大好物なSFでさらに大好物なタイムトラベル系映画ということで、それを題材にするだけで高評価の可能性が広がる。
そしてそのタイムトラベルという比較的シリアスな題材を思春期真っ盛りの高校生が使ったら・・・という甘酸っぱい青春要素が足され、さらにさらに今更手持ちカメラでの撮影なんか珍しくもなくなってしまったが、全編手持ちカメラのPOV式撮影で挑んでいるので全てが融合して新しさを生み出していた。

タイムトラベルの使い方が高校生な感じなのも良い(笑)
「世界を救う!」とか大層な理由で使われるわけではなく
・宝クジを当てよう
・嫌がらせのやり返しをしよう
・テストの点数を満点にしよう
・授業中に開催しているロックフェスに行こう。
などなど小学生でも考えるような単純なものしかないのが若さという罪か。特にロックフェスの場面は自分もよくSUMMER SONIC やROCK IN JAPAN 等の夏ロックフェスに毎年参加するライブ狂のため非常に羨ましかった!海外のフェスはハジケ具合が段違いだ。女子にあんな積極的に腰をクネクネしてきてくれる子は日本にいないぞ!!
特に途中ライブをしていた自分も好きな
Imagine Dragons の"Radioactive"
なんかめちゃくちゃ楽しそう。日本でライブないのか?
ちなみにその曲のライブの時の動画リンクを貼っておきます(笑)↓
【https://www.youtube.com/watch?v=ybirL3EtMb8】

ということで前半で青春ドラマしすぎてタイムトラベルそんな必要か?と思ったりもしたが、後半からしっかりタイムパラドックスやバタフライエフェクト効果などを扱ったシリアスな展開になっていったのでSFファンとしても満足。
小難しいSFが得意じゃないという方もちょうどいいバランスで見れるんじゃないかと思う。
ラストもこういう映画にありがちな哀しくて切ない終わり方にはならないので安心して見れた。
大体タイムトラベル系映画をみて自分が思うのは
「後でやり直したいと思わないようにその時その時を後悔なく生きよう!」
ということなので皆さんも肝に銘じておこう。
人間はやって後悔するよりもやらないで後悔したほうがずっと記憶に残っていくらしいので…

~オマケ~
今まで結構なタイムトラベル系映画を見てきたのでそれをまとめるために勝手に下のタグで
#キミシマムザタイムトラベルセレクト
を作りました!(長い)
「タイムトラベル映画でなんかいいのないの~?」
と思っている方は参考にどうぞ!また、
「おいおい、まだこの傑作タイムトラベル見てないじゃん、よくそんなんてSFオタク語れるなおまえは!」
という方のオススメも随時募集中です!

SF好き、青春映画好き、タイムトラベル系映画好き、そして
好きな人にあの時ああしていれば・・・と思っている方にはオススメの作品