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ピエロがお前を嘲笑うのmiaのレビュー・感想・評価

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)
4.1

あらすじ

警察署の取調室
1人の青年と1人の女捜査官、

彼の名はベンヤミン
天才ハッカーであり世界的
ハッカー集団(CLAY)クレイの1人、

女はハンネサイバー捜査指揮官だ、
普通なら鬼ごっこをするこの2人が
なぜここにいるかというと

そのベンヤミンが
自首してきたからである、

彼から語られる真実
クレイの手口、目的、自首の意味
そして彼がどのように
天才ハッカーに上り詰めたか、
そしてラストに待っている真実、

最初から最後まで
全てのセリフ、しぐさ、
なんとも思えないもの全てに
意味がある、

CLAYの意味は
ピエロがお前を嘲笑う、

人は見るものを見る、
言ってみれば見たいものを
見るということ、

さぁ、あなたの脳内もぜひ
ハッキングされてみては?

という感じで内容が全て
重要なためあらすじは簡潔にしました!

全体を通してとにかくカッコイイ作品!

モデルは国際的ハッカー集団
#アノニマス なのかな?
とすぐ思いました!
私アノニマス大好きなので// 主人公はネットオタクなので
現実世界とダークネットの世界
を行き来する生活を送っているが

それを独特でいてクールな世界観で
分かりやすく映されている、

後半はネット世界で起こることが
現実世界と繋がっていくのだが
その流れもとても良かった、! それからサウンド、
この映画のキャッチタイトルは
あなたも騙されるや驚愕の真実!
など、どれも見ている視聴者に
謎解きをさせる疑わせる
アプローチをかけている、

だがしつこいくらいに流れるこの
グルーヴ感のある重低音のテクノ
サウンドがその見ている観客の
思考観察能力を妨害しマヒさせる、

ライブやクラブなどに行って
音楽を大音量で聞くと
高揚するようなもーどーにでもなれ
という感覚になったことは
ないだろうか?、
そんな感覚に近い気がする、

私はテクノミュージックが
大好きなのでこの映画で使われる
曲のチョイスはかなりツボでした!

観察して見たい視聴者には
むしろ、イラッとくる演出であるが
それすらこの映画の演出だとしたら?
素晴らしい映画だと思う、

私からのオススメの見方は
あまり勘ぐってみないということ、
最近はこういうキャッチ文句は
多いが、
私が思うにこのキャッチ文句は
少し失敗ではないかと思う、

あまりにそれに囚われていると、
あっさりした結果に終わることが
多いからだ、
レビューにとらわれず、
なにも考えずに見た方が
この映画は楽しめると感じた、

映画通なら予想できる結末かも
しれないが油断は禁物、
最後の最後までしっかり見てほしい、

素直に面白かった!!
オススメです♡
mia

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