ドンブリカンショウ

ピエロがお前を嘲笑うのドンブリカンショウのレビュー・感想・評価

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)
4.0
人は見たいものしか見ない

チケットをもらったのですがこれは1800円払ってもいい作品でした
煽り文句で期待値上げすぎ感は否めないものの注意してみててもそれなりにマインドファックしてもらえる

オープニング、仮想空間のイメージ映像、音楽、不気味な仮面の並ぶババア趣味の部屋とヒーローフリークス丸出しの主人公のヒロコン拗らせ引きこもり感満載の部屋との対比といいビジュアルが最高にカッコいい!ハッカーって意外と肉体労働なんですね
だいたいベンヤミンの所為でその発端となってるマリの魅力が全く理解できないんだけど彼女はゲルマン系としては美人なんでしょう多分…それにしても大学生設定は無理がないでしょうか
はっきり言って厨二くさいんだけど(アングラへようこそ…!)ドイツ語というだけで安っぽさは払拭される気がする。気がするだけかもしれませんが

初体験!というほど斬新でもないしストーリー展開はやや雑なもののアングラ全開のクールビジュアルで差し引き!
リメイク版も楽しみです