蒼い六連星

千年医師物語 ペルシアの彼方への蒼い六連星のレビュー・感想・評価

3.6
原作があるみたいですね。
お話の切り口が斬新でした。
紀元11世紀ごろという事で、
ゾロアスター教、セルジューク朝とか
出て来ちゃうあたりで
歴史好きにくすぐる点があります。

描写説明が無いからでしょうか。
時代背景がイマイチ掴みにくい
始まり方をします。

医療や医術それは宗教との戦いが
切っても切り離せない。
そして、助けたくても知識や
宗教のせいで助けられない。
そんな苦しく生きにくい世界が
表現されていて良かったです。

また施術シーンは、予想外に
なかなかグロいかったです。

うーん、11世紀だと日本は
平安時代。どの世界も医療知識が
無いから、病気ほど恐ろしいものは
無かったのでしょうね。
この100年〜200年で医療が発達したと思うと文明の発達は凄いなあと痛感。


1本ものの映画ではもったいないです。
海外テレビドラマ仕立てで
観たい作品だなあと思いました。
蒼い六連星

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