数年前に初めて観た時は、えーコレで終わるの!?って正直、悪い印象しかありませんでした。
2回目鑑賞し今回感じたことは、どのシーンもこれまで観てくれた人達への感謝が込められており、初めて観る人への配慮は見事なまでにスルー。ドラマと映画を楽しんでくれた人へ、これが踊る大捜査線だよねっていう世界を表現していた。
冒頭のあるシーン。
「店じまいって、なーんか寂しくない?」
「みんなに良くしてもらったもんねぇ。最後まで頑張ろう」
「この街の人のためにな、すみれ」
「あいよっ俊ちゃん」
「おう。らっしゃい、らっしゃい最後の大売り出しだー」
みんな=街の人を私たち視聴者に置き換えると、諸々のとんでも展開が気にならなくなったんですよね。大売り出しはバナナだったのかと笑
最後に、このシリーズは青島と室井さんの物語だったんだなぁと改めて思いました。