鍋山和弥

ドラキュラ'72の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

ドラキュラ'72(1972年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

この作品の、ストーリーの構成は、『ドラキュラ血の味』に、かなり近い。儀式をしてるのが、おっさんか、不良の若者かの違い。だが、かなり、凝ってる。対決が、ヴァン・ヘルシングの、子孫で、『ドラキュラ伯爵』の、復活を、手伝ったのが、子孫の孫娘と言うのも、面白い。また、ヴァンパイアの力を、欲する若者もいて、かなり、ヴァンパイアの特性が、出てるが、まだまだ、『ヴァンパイア美学』には、程遠い。やはり、『ヴァンパイア』と、人間の、禁断の恋が、無いから、まだまだ物足りなさを感じる。ストーリーも、若者の火遊びは、ダメみたいな、説教臭さが出て、そこも、安っぽさを感じる。昔のヴァンパイア物は、こんなんだったんだと、ちょっと残念感。昔のヴァンパイア物は、『モンスター退治』映画だったんだね。
鍋山和弥

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