可愛かった
ヴァンパイアの仮装でヴァンパイアに出逢うのも
立てなくなった男をスケボーで家に連れていくのも
音楽とミラーボールの前で見つめ合う2人も
吸血鬼の悲劇的な面は弱く、激しい恋沙汰もなく、流れるようにストーリーは進み、傍らで邪魔者は死んでいく
吸血鬼ものにしては珍しい終わり方
釈然としないと言えばそれまでだが、ウブな恋模様を見ているような、そんな感じ
モノクロで言葉少なく中東のメロディが包み込んでいて、雰囲気はとても良かった
中東×吸血鬼と言えばやはりジャームッシュのオンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブであるな
ボーダーシャツにショートカットの女性が踊っているのを見るとどうしてもハートリーのシンプルメンを思い出してしまう