日本のいちばん長い日のなーまるのレビュー・感想・評価

8/15にちなんで本作を視聴。
半藤一利氏の同名書籍の映像化。岡本喜八verは未視聴。
玉音放送に纏わる陸軍の動乱をメインに、終戦時の乱世を各自の立場を細やかに描き分けた大作。
陸軍のクーデターを抑えつつ、御体保持（＝終戦時に天皇の身分が守られるよう）が約束されたポツダム宣言受諾を進めると言う激烈難題を達成した阿南陸軍大臣、それを見据えてか指名し、内閣をファシリテートした鈴木総理が詳細に描写されている。