1977年のロバート・アルドリッチ監督作品。原題は"Twilight's Last Gleaming"。
バート・ランカスター主演のポリティカルフィクション。ベトナム戦争の真実を公表すべくICBM基地サイロ3を乗っ取ったランカスターが大統領を人質にするという話。人間味のある大統領を演じたのはチャールズ・ダーニング。スティングのスナイダー刑事役の人ね。
全体として面白く、途中までかなり緊迫感があるものの、大統領を人質にしてからの最後のシーンがいただけない。人質を抱えて長時間歩くより、エアフォースワンへの移動用の車を地上出口のあたりにつけるよう要求するやろ。
最後の最後、大統領はとある約束の履行をとある人物に託す。泣くでもなく、喚くでもなく、その人物はどのように応じるか？いろいろな解釈の余地を残すうまい演出。
https://twitter.com/syuhei/status/1400431513712300039?s=20
