このレビューはネタバレを含みます
H30.30.11
おもしろい映画なのに見ている人が少なくて驚いた。
たくさん考えさせられる映画である。コルティッツ1人に、将軍として、家族の父親、夫として、1人の人間としての立場があって、それによって破壊するかしないかが変わってくる。
個人的に好きなのは、ノルドリンクが妻をユダヤ人だと告白することで、コルティッツに自分を信頼させるシーンだ。映画の終盤、ノルドリンクはレジスタンスを率いていたとされるシーンや、歩いて帰るシーンから、妻がユダヤ人という発言も信憑性に欠けるところである。ネットで調べたが、ノルドリンクに関する記事自体、日本語も英語も少なく、スウェーデン語は読めないので結局の所分からなかった。