パリよ、永遠にの作品情報・感想・評価・動画配信

「パリよ、永遠に」に投稿された感想・評価

efn

efnの感想・評価

3.0
 人道に目覚めるのはいいけど映画を撮ってるってことを忘れないでほしい。ブリキの太鼓でラインを越えてまで旦那に不倫を見せつけた意気込みはどこいった。というかパリで独仏の高官が言い合いしてるのにヴェルサイユ条約に一言も触れないのか。脚本からふわふわしてる。
 チャーチルといい、このところ歴史を庶民に向けて噛み砕いたような映画が続いてるけど流行ってるの?
第二次世界大戦中終盤のフランス·パリ。ドイツ軍司令官は、戦略とは無関係のパリを壊滅させ、建造物を爆破するよう命令を受ける。パリ育ちのスウェーデン総領事は、美しいパリの街を守るため、司令官を説得しに拠点へ赴くが···。


史実なので結果は分かっているけれど、最後までハラハラしながら観ていました。司令官と総領事の二人芝居にも関わらず、最後まで緊張が途切れなかったです。上映時間もほどよい感じ。

演劇を観ている感覚と近いなーと思ったら、戯曲を元にした作品と知り納得。登場人物との距離が観劇の時より近いため、ちょっとした表情の変化や動きから2人の心情変化が感じ取れた気がしてよかったです。


"何かを成し遂げること"は素晴らしいことですが、同じくらい"悲劇や危機を回避すること"は難しく素晴らしいことだと思います。ただ後者は気づかれにくく、評価されづらいです。この映画をきっかけに知ることが出来てよかったです。

様々な映画でパリの街並みが出る度にお洒落な街だな~!行ってみたいな~!と思います。美しい街並みが守られて本当によかった。

2021-22
コンパクトな尺、ほぼ密室でありながらズシンと来るいい映画。失われるかもしれなかったパリ。ドラマだね。
第二次世界大戦の末期、1944年8月にヒトラーがとち狂って命令した「パリ壊滅作戦」。
どうしてパリが破壊されず残されたか、ドイツ軍将校とスウェーデン外交官の交渉を描いた映画。
元々は演劇の戯曲だったはず。
シーンは、ドイツ軍の司令部になっていた、ホテルのスイートルームで展開される。
緊張感があり、葛藤があり、友情や共感があり、こういう映画は大好きだな。
エンドロールに流れる「二つの愛」は有名な曲ですが、好きなアーティスト、マデリン・ペルーが歌っています。いい曲です。
個人的超絶難解映画ベスト3に入る『ブリキの太鼓』の監督作品をトラウマ的にちょっとビビりながら鑑賞。

第二次世界大戦末期、敗戦確実なドイツ軍。
ヒトラーの逆恨みから 戦略上何の価値も無いドイツ占領下のパリに無差別壊滅作戦の勅命を受け、妻子を人質に捕られてる為 やむ無く作戦実行を進める統治下司令官と、それを阻止したいパリで生まれ育ったスウェーデン総領事との腹の探り合いからなる、ほぼ々々ワンスチュエーション的交渉劇のストーリー。

実話系で史実に基づいてる為 結果は解ってるけど、そこに至る迄の心理戦はなかなか見応え有り。
特に難解な内容でも無く 短めの尺も手伝って、トラウマ監督の作品だからとそんなにガチガチに構えて観る映画でもなかった~(^_^;


低評価ですが、個人的にはそこそこ印象的な作品でした~(^^)
mende

mendeの感想・評価

3.5
「パリは燃えているか」を見ていると、よりわかりやすいかも。
戯曲がもとになっているだけに、ドイツのコルティッツ将軍とノルウェー大使ノルドリンクのほぼ2人芝居。
映画にしては動きも場面展開も少ないのは仕方ないか。

パリという言葉をタイトルに入れたほうが反応がいいのだろうし、確かにパリを救う話ではあるんだけど、原題の「外交、駆け引き」のほうが内容をよく表している。
イライラしたり、怒鳴ったり、悲しんだり、悩んだり、感情の変化が激しいコルティックに対して、ノルドリンクは終始おだやか。なだめたり、すかしたり、話を聞いて頷いたり、駆け引きの腕の見せ所だ。駆け引きというより、ノルドリンクの説得術という感じ。

ナチスドイツのコルティック将軍、パリ撤退時に18歳以下の兵士を先に解除している。
映画のフィクションかもしれないが、少年兵に特攻させた日本との違いを感じる。
やっちゃったな戦争映画観ちゃったなだったし、多分知られたエピソードなのだろうけども。
だいぶ良かったです。
戦争映画大好きとか言ってめちゃくちゃ観て「あれなんか疲れたかな」とか思う人には新鮮だったりほっこりするのかな。

京都をこうしてスレスレで守ってくれた人があの時もいたのかもしれないなぁ。
だからってヒロシマ・ナガサキなら良いって話ではないので、なんというか、戦争の罪深さは変わらないんだな。
命を殺すだけでなく、不要な葛藤に苦しみ心まで削って行く、一体何のためなのか。
人間は愚かであり、愚かゆえに情にも揺れる。単純なのか複雑なのか。
omochichi

omochichiの感想・評価

4.0
全部が言葉とかを含めて正しい訳では無いと思うけれど、とてもよい映画だった。

パリの爆弾の話も知らなければ、ノルウェの総領事が凄かったのも、将軍がどんな雰囲気の人かも知らなかった。

街が今もあって、よかった。
aya

ayaの感想・評価

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KINENOTEより/評点: 68 /鑑賞日時: 2016年5月21日 /鑑賞方法: WOWOW /鑑賞費: 0 円
mada

madaの感想・評価

5.0
交渉の成立は日毎からの信頼関係なんだろうな
粘り強い説得と話術
間合いと人間模様
静的な画面とやりとりの中で崩壊スレスレの緊張感を綱渡りする感覚
見応えがあった。

君ならどうする?
私なら、君の立場はごめんだね。
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