樹木希林の最後の主演作。
樹木希林さんの言葉一つ一つに重みを感じ
生きるという意味について
深く考えさせられました
樹木希林の集大成と知ったのは
映画を見終えてからでしたが
日本の女優として偉大な人だと
この一作を見るだけで感じます
そしてどら焼き屋の店主の
永瀬正敏さんの演技も最高でした。
作中３回泣きました
私達はこの世を見るために、聞くために、生まれてきた。この世は、ただそれだけを望んでいた。…だとすれば、何かになれなくても、私達には生きる意味があるのよ。
この言葉にとても共感しました。
あんは手間暇かけること。
それは人生においても対人関係においても夫婦感においても大切な事だと感じます
会話が噛み合わなくとも
2人にしか流れていない空気感と
伝わる感情は日本人らしさ。
昔懐かしい駄菓子屋のおばあちゃんを
すごく思い出しました。
家や学校では聞けない大切な事を
教えてくれる場所が少なくなった今
人の想いの大切さを改めて痛感
書きたい事がありすぎるほどですが
これ以上は文字にできないくらい
個人的にはとても好きな作品でした
樹木希林さんご冥福をお祈り致します
