あんの作品情報・感想・評価

あん2015年製作の映画)

上映日:2015年05月30日

製作国:

上映時間:113分

4.0

あらすじ

縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。そのお店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)。ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木希林)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることに。徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛。しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく…

「あん」に投稿された感想・評価

タカ

タカの感想・評価

4.3
病気に対する偏見という重いテーマながら、すごく優しい気持ちになれる映画です。
この映画は多くの人に観てほしい。
shizukitty

shizukittyの感想・評価

4.0
Netflixで鑑賞。

あんこ好きだし、見終わったらあんこ食べたくなったりして、なんて軽い気持ちで見始めたけど…すごく重い作品だった。

樹木希林さんの演技が自然すぎるからかな?桜が綺麗すぎるからかな?どら焼きが美味しそうすぎるからかな?永瀬さんの涙が自然すぎるからかな?
決して大げさなリアクションとか動きとかは無いけれど、その中で人間の怖い部分と温かい部分をどっちも感じる作品だった。
あんこを食べたい!
いつもの音を消して自然に耳を傾けぼーっとしたくなる。
樹木希林の言葉があたたかい
最近DVD買わなくなったのですが
久しぶりに手元に置いておきたい映画に出会いました。

泣いて泣いて泣いた(TT)

あんこと言ったらこしあん派♡のわたしですが、次に和菓子屋さんいったら確実に粒をたのみます!!


光と風がとっても綺麗な映画で

どら焼きの皮がキラキラしていたり
桜が風にそよそよ吹かれる姿もよかった

人にかかる光も、その人が輝いてみえる

通して思ったのは、四季が伝わるのと同時に気温や、あんこや人の温度まで伝わってきました

そして、不思議とずーーーっと空気がとっても澄んでる感じがして、心地よいとっても爽やかな印象を受ける映画でした。

心に響いたことばは

〝私たちは この世をみるために 聞くために 生まれてきた だとすれば 何かになれなくても 私たちには 生きる意味があるのよ〟


樹木希林さんは日本の宝だと思う。

凄すぎて演技にみえない。

話の内容は元々、薄っすらとしか知らなかったのですが、なぜかアンテナがはって、おばぁちゃん好きとしてこの作品避けてました。

でもおばぁちゃん子だからこそみてよかった。

ぅちのおばぁちゃんもあんこ作るの上手なんです!!
会いに行こう!!

心動かされる映画。
最高です。
ハンセン病患者の施設を訪れ、患者を見かけた時の千太郎とワカナの表情が印象的だった。
Barolo

Baroloの感想・評価

4.8
桜の季節にその徳江という名の老女はやってきた。千太郎は、暗い影を持ったどら焼き屋の雇われ店長で、徳江はそこで働きたいという。年齢と、指が不自由だという理由で、千太郎はいったんは断る。が、徳江が持ってきた、自家製のあんを食べてその美味しさに目を見張り、徳江を雇うことにする。徳江のあんは評判を呼び、一時は行列が出来るほど店は繁盛する。だが、そんな徳江にも過去があった。彼女はハンセン病患者として、50年以上も隔離施設にいれられていたのだった。子を成すことも、自分の墓を持つことも許されない生活。施設で50年以上、小豆の声を聞き、小豆を炊いてきた彼女は、その苛烈で痛ましい過去にも関わらず、千太郎にこう告げる。

「何かになれなくても、生きている意味はあるのよ」

桜の季節がまた巡ってきた。千太郎は今日もどら焼きを焼く。

誰かや、何かを、痛切に批判しているわけではない。ただひたすらに、淡々と自然を美しく描写しながら、自分ではままならぬ人生を生きていく人々を活写する。それだけなのに、かくも、美しく、痛ましく、優しく、愛おしく、哀しき映像作品はあるだろうか?

バローロもどら焼きが食べたくなった。この時間では、コンビニのどら焼きしかないけど、まあいいさ。包みを解いて口に入れる。今夜の月は、木々の向こうに輝いているだろうか?どら焼きを頬張りながら、映画の中の台詞を真似て呟いてみる。

「ころもは、まあまあなんだけど、あんがねえ、いまひとつなんだなあ・・・」
初鑑賞の河瀬直美監督作。
なんとなくのイメージで、地味いい話なんだろうと思っていたら、予想外に重たい物語だった。
ある程度ハンセン病の知識はあったが、今は治癒できる病気だし、偏見も昔の話だと思っていた。子どもを持つことを許されなかったことも全く知らなかった。
この病気を扱った邦画は、私はもののけ姫くらいしか見たことがないのだけど、飾らないストレートな切り口でよかったです。大きな出来事を省略して描くのも、変にドラマチックになり過ぎなくて好みでした。嫌な奴がちょっと嫌な奴すぎないか?とも思ったけど、時々びっくりするようなことを言う人って普通にいるからな。

樹木希林演じる彼女が、もし国語の先生になれていたらと思う。大勢の生徒たちに、彼女の豊かな感性や思いを伝えることができただろう。差別や偏見は、一人の人権や可能性だけでなく、社会が得られたかもしれない可能性だって潰すのだと、自戒も込めて。

永瀬正敏の泣きの演技がとても良かったです。
そして樹木希林の活躍っぷりを見ていると、このポジションを継げる役者さんはいるのか?!と、余計な心配をしてしまうこの頃。
樹木希林は、クセがあるようで自然体。すごく世界に引き込まれた。
リシン

リシンの感想・評価

3.8
「豆へのおもてなし。せっかく畑から来てくれたんだから」
「世間は怖いよ。でも世間よりもっと悪いのは、俺だ」
「みんなで話し合ってソメイヨシノを植えたの。徳ちゃん、桜大好きだったから」
「私達は、この世を見るために、聞くために、生まれてきた。だとすれば、なにかになれなくても、私達には生きる意味があるのよ」
su

suの感想・評価

4.0
あんに対する思いが伝わる映画。カメラワークがよくつい美味しそう!!と思ってしまいました!
途中までは、売れない店が繁盛店なる話かと思いきや、、、
樹木希林さんの演技力の凄さを感じました。
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