めっちゃ観たかった作品。
「あん」が「餡子」の「餡」だと初めて知りました。
ハンセン氏病（ライ病）を扱った作品としては、松本清張原作「砂の器」が有名ですが、本作はそれとはまったく別のアプローチで描いていました。
映画的には、河瀬作品特有の映像的うっとおしさも随所にあり、どら焼き屋経営者のエピソードなど無くてもいいしょーもない挿入もあるのですが、それらを除いても色々と考えさせられる作品です。
樹木希林の演技も凄い？ですが、終始抑えた演技の永瀬正敏が良かったです。
2020オリパラを迎える東京・日本への強烈なメッセージ作品だと思いました。
※20190915再観賞
もう後半から涙出っぱなし。
