あんのsunのネタバレレビュー・内容・結末

最初から樹木希林さんのすごさが。
さすが。

結構ずっとズームで撮ってて、あんこ作るところとか視点が面白い。

徳江さんをやめさせろって言いに来た人、徳江さんのことを告げ口した人、こういう人ってなんでいなくならへんのやろ。
帰る前に消毒をするシーンが本当に気分悪かった。
そういう法律とかを作らなあかんかった背景も、そういう風にみんなを思わせるようなことも、仕方ないことやとは思う。
でも自分でよく知らないことを知らないまま何か言うのは怖いなと思った。
ハンセン病がうつるのか、消毒しないといけないのか、どういう病気なのか知らんのにあの人はこの病気だからと決めつけるのは本当に怖いと思った。
徳江さんのことだけ見るのは確かに難しいかもしれないけど、あんなにキュートなおばあちゃんいないし、おいしいあんを作れて、おいしいと思った事実があるのに病気だけで判断をするのはよくわからない。

「世間よりもっと酷いのは俺だ。守れなかったんだ。」っていうセリフが本当に切ない。どうしたらよかったんやろう。

最後はハッピーエンド？やったけど考えさせられることが多かった。

エンドロールの始まりは話し声の続きから始まって、おもしろかった。