きらきら

バケモノの子のきらきらのレビュー・感想・評価

バケモノの子(2015年製作の映画)
3.7
「九太は自分では一人前のつもりだがまだまだ誰かの助けが必要なんだ。
俺は半端者のバカヤロウだが、それでもあいつの役に立ってやるんだ。あいつの胸の足りねえものをオレが埋めてやるんだ・・・それが半端者のオレにできるたったひとつのことなんだよ!」

すごく好きな台詞。

人は"半端"だから、誰かを必要とする。

自分以外の人に自分をさらけ出し頼れるようになれば、足りないものを埋め合えるし、傷みを分かち合える。
強くなるために必要なことだ。

親も子も関係なく、誰もが完璧じゃない"半端者"だからこそ、支え合う大切さを学び、人は成長できるのだと感じさせてくれた。
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