ゆっけ

バケモノの子のゆっけのレビュー・感想・評価

バケモノの子(2015年製作の映画)
5.0
細田守監督映画。3年おきの夏の楽しみ。今年の夏はジブリがないので、アニメ映画としては一番楽しみにしてた映画。ミスチルの主題歌もあり、期待度マックス!でのぞみましたが、それを超える楽しさでした!とっても感動しました。

「時をかける少女」→恋愛(時間旅行)
「サマーウォーズ」→家族(壮絶バトル)
「おおかみこどもの雨と雪」→子育て(子どもたちの成長。ほのぼの)
そして今回の「バケモノの子」は、”父と子の成長”。

ひとりぼっちの男の子。
身勝手で頑固で不器用なバケモノ。

当初、父と子の成長と聞いて、子どもの成長を描いた作品かと思っていましたが、これは親の成長でもあり、それを支えるたくさんのひとたちの成長。その人それぞれの成長を描いています。

前半と後半に別れます。

修行と冒険の日々を重ね”武道”を学び、強さを知る幼少時代の前半。そして年月が経ち17才の青年となり人間界に戻り、”勉学”を学び、自分が何者で何をするべきかを悩む青年時代を描いた後半。

自分の存在が誰かの成長のひとつの影響になることは、とっても誇らしいことだなとそんな風に感じました。

最高のエンターテイメント映画。どの世代にもおすすめの映画です!!!

→#218 バケモノの子/きっと自分も誰かから影響をもらい育ったんだ http://yukke1006.com/2015/07/11/218movie/
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