みぃ

怒りのみぃのネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

・今まで見た映画の中でトップクラスにきつい映画だった。ほんまにきつい。2回は見れない。
・レイプシーンが本当にきつい。なんで性犯罪って無くならんのかな。性犯罪者はもっと厳罰されろ。
・こいう類の映画にしては(珍しく?)キャストが豪華だけどみんなしっかり役をこなせていて全くノイズなどなかった。高畑充希は短時間だったのに印象的。
・坂本龍一の主題歌もかなりマッチしている。
・広瀬すずの演技力凄くていずみちゃん見ているだけで辛い、、
・犯人の発言は絶対に断じて許されない。鬼畜。犯人は当然の報いとして成敗された、で済む話ではない。たつやくんが罪を背負わなくてはならないのは変わらない。警察にも説明できないし。いずみちゃんが受けた傷がなくなるわけでもない。何より根本的な解決には至っていない。今も前進しないままだし。
・たつやくん顔立ちといいアクセントといい沖縄出身の子かと思ったらやっぱりそうみたい
・構成も見事だった。最後の最後まで犯人誰かわからなくて緊張感止まらなかったし。
・でも結局綾野剛や松山ケンイチのポジションが犯人になることはないんだな。
・綾野剛の「信じてくれてありがとう」は言われたら沼るやつ
・「大切なものは減っていく」は名言
・松山ケンイチってジト目が本当にうまい。
・ピエール瀧も名俳優なのに、、勿体無い、、
・綾野剛失った妻夫木聡の心中も考えると…一生かけても悔やみきれないんだろうな。やりきれないすれ違い
・妻夫木聡って、軽いノリとかチャラい雰囲気ありつつ陰も抱えてるみたいな役が合ってる気がする
・田代の立場にしても例え殺人事件の犯人でなくともここにいてはいけないって思うよね
・日雇い労働者に対する周囲の無意識の、むしろ善意から滲み出る哀れみの眼。彼を突き落とし狂わせたのは、そんなもの蓄積されていったものだったのか。
みぃ

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