高校生の頃に保険の先生に勧められたけど、ストーリーを聞いて絶対辛くなるからと何年も塩漬けにしていた映画。
原作を圧縮しすぎて、映画としてはつめつめかつ、よく考えると一人ひとりの登場人物の動きはめちゃくちゃ。だけれど、俳優さん一人ひとりの演技力が高くて全くそれが気にならない。特に広瀬すずさんと宮崎あおいさん。苦しいけど、高校生の時に見ていてもよかった作品だなぁ。
事件事故の背景を探るときっとこう言う物語がたくさんあるのだと思う。「お父ちゃんのおにぎりでいい」「たしろくんみたいな人しか私のそばにいてくれない」この辺のセリフもグサグサきた。