映画が好きな山田さん

怒りの映画が好きな山田さんのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
3.7
原作となる小説「怒り」の映画化作品。
実力派のオールスターキャストで挑んだヒューマンミステリー。
八王子の平静な住宅街で残忍な夫婦殺人事件が起こる。
手掛かりは、現場に残された「怒」の文字のみ。
一年後のある日、千葉と東京と沖縄に素性の知れない3人の男が現れ、
それぞれに重厚な人間ドラマが展開する。
いったい誰が殺人犯なのか…愛した人は殺人犯なのか…?

豪華俳優陣の演技に圧巻された。
特に広瀬すずの叫ぶシーンはすごい頭に残るし、
LGBTQ、沖縄米兵…3人のストーリーがどれも内容が
しっかりしていてどれも重たい内容だった。
途中から誰が犯人かわからなくてドキドキしながら見れた。
信じたら裏切られ、絶望し、逆に疑うほうは信じたことではないことで絶望し…人を信じるということはそんな簡単ではないことを感じた作品。