kyohei

怒りのkyoheiのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.8
作品のタイトルどおり登場人物達の、人を信じてやれなかったことに対する怒りや 信じていた人に裏切られる怒りみたいのがテーマだと感じた。

犯人役がいったい誰なのかと思わせるモンタージュは、見事だった。最後のほうまでわからない。

宮崎あおいが聞いていたiPodの曲から妻夫木聡の東京のシーンに変わったり、お弁当からコンビニのシーンに入れ替わるようなシーンの変換も良かった。

千葉のパートの宮崎あおいが風俗嬢になったり、 東京のパートの妻夫木聡と綾野剛のラブシーンがあるのは、予告編でわかっていたが、沖縄のパートと広瀬すずがあんなことになったり、少年の子があんなことをするなんて思いもしませんでした。

坂本龍一の音楽がラストのパートにかかるのがよい。
kyohei

kyohei