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怒りのごはんのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.1

期待してみた映画。期待通りでした。
役者陣は強いわ、脚本も監督も凄いわで、アッパレ。
特に音楽が素晴らしいと思います。本当に。


宮崎あおいの抜けが可愛かった。
松山ケンイチは何考えてるかわからない表情が怖くて良いなぁ。
広瀬すずはあまり好きではないけど、この映画の広瀬すずは可愛さを売ってないから、一俳優としてみれて良かった。
綾野剛と妻夫木くんの関係性をさらに繋げて、それから溝を深くしてほしかった気がする。


三ヶ所で色んな人、言葉、状況、感情が一気に同時進行だから、普通の映画より3倍ぐらい密度が濃かった。

「怒り」が大事な言葉だし、伝えたいこともわかったのですが、なんだかんだ犯人の怒りが怒りでなかったのが残念だと感じた。ただの癇癪。


見終わってからも何度も思い出しては考えてしまう映画が、本当に面白い映画なんだと思います。面白い。
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