パトリシア

怒りのパトリシアのネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

みんな演技うまぁ!!!!!
どの役者さんも感情が爆発するような演技でとても安心して観れた。広瀬すずちゃんはあんな役もするのね、事務所的にNGと思ってた。意外。
単に犯人探しするのではなく、3つの物語が展開されるだけあって、中だるみしない分、所々物足りない所があったのが残念。
宮崎あおいと森山未來の生育歴や人物像をもう少し掘り下げて描いてほしかった。
とくに宮崎あおいは精神障害(依存?発達面?)なのか正常なのか曖昧で(それを狙ってたのか?)理解をどこに持っていけばいいのか迷う。※追記:軽度の知的障害なんですね。納得。
途中から犯人に気づいてしまったけど、それぞれの物語がしっかり構成されてて、怖さ・悲しさ・切なさが十分味えて満足。
愛してるのに信じきれない苦しさが伝わって辛かった。宮崎あおいの演技やっぱり好き。
これからも役を選ばず色んな作品に出てほしいと思う。
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