なんだろうか。感情移入が難しいこの感じ。
私の感情はとても冷静でした。
普段邦画見ないので、この点数は高い方です。
『怒り』の意味の捉え方が
それぞれのエピソードで違うんだけど、
信じたいという願望と
信じられないという本心が葛藤しているのは全て共通していたように思いました。
口から出る言葉、表情
いったい何を信じればいいんだろう?
『信じたいから信じる』
それがシンプルでいいんじゃないかな。
この人なら騙されてもいい。
そう思えて初めて信頼したことになるのかな?
最後の出来事に関しては
確かに『怒り』に突き動かされた。
あんなこと言ってたけど
ホントは自分を許せなかったんじゃないかな
って思いました。
カメラワークと演技力が素晴らしいと思えた作品なので
もう一度時間をあけて見たいです。
自分の物差しでは測れない理不尽さ、
一方向から見る善意は、時に人を不愉快にさせているのかもです。
大切なものは、少ないということを忘れない。