公開日に、なぜか家族で鑑賞。家族で映画館とか小学生の時の「A.I.」以来。
劇場でた瞬間の感覚は「思いっきしぶん殴られた」って感じ。しばらく放心状態。ほんでジワジワと追い痛みが来て、いろんな瞬間を思い出していろんな人の気持ちになってめっさ考える。
上映時間よりも終わってから作品に対して推測したり考えたりしてた時間の方が長い。こんな映画ひさびさ。
役者も最高で、特に少年の演技がすごすぎた。
人それぞれのいろんな場所への怒りが切なくて恐ろしくて、いろんな表情。
宮崎あおいの崩れ落ちる号泣シーンがMVPかな。思い出しただけでも涙が。最後の渡辺健ちゃんの表情もとてつもないです。なんちゅーバケモン映画や。
広瀬すずも良かった。きゃわ。でもアイドル的な感じではない、奥に秘めたものを感じさせる演技がすごい。
妻夫木綾野剛コンビはもちろんゆうことなし。全裸で同じ体勢で綺麗に横になってるシーンはわろてもた。母の存在も絶妙なバランスでした。
森山未來と少年の関係がかなり好き。森山未來はやっぱり少年のことが好きやろーし、なにをもっておれを信じる?ってゆー言葉にも2面性があるような。
とにかく君の名はで騒ぐのもええけど、てかめちゃんこ感動したけど、この作品も日本人として絶対みておくべし。映画館で。
「大切なものは、減っていくんだよ。」