はたけなか

怒りのはたけなかのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
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なんて書いたらいいか分からなくて、1ヶ月もレビューしていなかった。

良い悪いということじゃなく感じてスコアがつけづらい。

この映画を観た人がどんなことを感じたのかを知りたい
というのが率直な感想として、
私は"怒り"というワードの他に"疑心"と"先入観"そして、"愛"というワードをこの映画を観て感じとった。

それからこの映画での音の効果。作中のサウンドに意識が向くことはあまりない。しかしこの作品では、鑑賞中から曲に意識が向く。観終わってからも曲が耳に残っていた。『リリーのすべて』を観たときと同じ感覚だった。
『バクマン。』や『君の名は。』のように映像と曲で1つの作品をなしているように、本作も曲と映像で一つの映画を構成している。

恥ずかしながら作曲者を知らずに鑑賞し、エンドロールで坂本龍一の文字を見たときは鳥肌と同時に納得の一言。

なかなか伝えづらいが、役者の演技と音楽の影響力を考えた一作だった。
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