Chiho

怒りのChihoのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.8
日本映画、なめてた
終わった時にどっと疲れるほど引き込まれた。

信じるとは 怒りとは 人間とは

信じたいのに信じられなかった
信じていたのに裏切られた
心を許していくほど 信じることが怖くなる 信じられなくなっていく
大切であればあるほど 猜疑心に苛まれていく 黒く濁ってゆく
そして色々な意味で濁りが晴れた時 込み上げてくる感情 安堵 慟哭 衝撃 そして怒り


俳優陣の名演
誰が一番とは決められないほどに 皆が流石で 皆が完全に役に入り込んでいた
カメラワークも 編成も 音響も
こんなにも作り手の心が伝わる作品もそうそうないなあ 全ての 渾身 をぶちまけられた

個人的MVPは 佐久本宝 タツヤが完全にキーマンだった
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