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怒りのもちのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.0
ベースになっているのは市橋容疑者の事件。3人の容疑者、どこかしら顔のパーツが似た俳優、そして演技派をよく揃えたな〜。登場人物それぞれの、心の穴を埋めてくれる存在。その人が殺人者かもしれない。疑いと怒りと信じる心と。

かなり不快さは残る映画だけど、それぞれの役者たちのぶつかり合いがすごい。演技合戦みたいになってる。森山未來の怖さよ…。無人島にしばらく住んで役作りをしていたとか。

★は映画そのものというよりもそれぞれの演技に星をつけた感じかも。それぞれの怒り、他人に体するものと自分に対するものを描いている。話としては、妻夫木くんの悲しさ爆発しているシーンが良かった。
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