Akinorider

怒りのAkinoriderのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
3.9
私は「信じること」についての映画だと読みました。
ただこの映画は観る人によって何を読み取るかがかなり異なってくる作品だと思います。それは魅力でもあり、同時に欠点にもなりうるのではないか。

映画三本撮れてしまうほどの役者陣の演技は本当に素晴らしかったです。それだけで観る価値はあると思います。並行する三本のどのパートも、ずっと観ていたい、このままこの関係性を観ていたい、と思わせるものです。
しかしどのパートもそれが決定的に変わってしまうポイントを迎えます。そこで鍵になるのが「信じること」だったのだと思います。
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