ハンポコナヨツナ

怒りのハンポコナヨツナのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
3.0
李相日監督作品。

原作は吉田修一。
実際に起きた数々の事件がモチーフになっている作品。
3つのストーリー視点で描かれているんですが、個人的には個々の事件のエピソードが強烈過ぎちゃって逆に全ての印象が薄くなってしまったように感じました。
東京、千葉、沖縄と、それぞれのヒリヒリした感じが丁寧に描かれているんですが、いかんせん時間が長過ぎて、正直いって途中からタルかった。
あと少しでもコンパクトに出来なかったかなぁ…それか逆に原作を再現するために、もっと丁寧に描いてさらに長くしちまうとかしても良かったかなと思います。

とは言え、一度は観ておいた方がいい映画ではありますね。