すごい映画。普段はあまり邦画を観ないけど、これほど面白い映画があるなら、他も見てみようと思えた。犯人の写真とどこか似ている３人の男たち。心を通わせつつある中で、自分の大切な人はもしかしたら逃亡犯なのではないかと疑いを持ち始める人々。それでも、信じていたいと思う願い。とても感動した。あんな絶妙に似ている俳優を選定した監督は天才だと思うし、それぞれの演技も良かった。特に綾野剛の妻夫木に惹かれていく姿はとても良かったし、それを見ているだけに最後の妻夫木との会話の回想は観ているこっちが辛くなるほどのものだった。ただ、誰が犯人でも嫌だけど、誰かが犯人なんだよなって思いながら観てる分、２回目は犯人わかっちゃってるから初回ほどは楽しめないと思う。だからこそ、1度も観ていない人には勧めたい映画です。余談だけど、この犯人のモデルって実在した殺人犯のあの人だよね？
