怒りのShihoのレビュー・感想・評価

自分が試されているみたいだった。疑った後の結末は絶望しかないけどそれは結果論であって疑った事自体が悪だとは思わない。少しの疑念なんか問題にならないくらい誰かを信用するにはそれなりの時間を共有することやお互いの事を知る必要がある。情報がありふれて人との関係性が希薄している社会で人を「完全に」信用するなんて容易なことじゃない。だけど不可能ではない。この映画はとても深いテーマを持っていて人間の弱さや脆さ 理不尽さがとても細やかに描かれていた。