僕は映画のタイトルとポスターを見てどいつもこいつも怒り狂ってる映画かと思いきや、すげえ共感度の高い映画でした。
ミステリーの真相自体は結構つまらないもので確実に連想される事件のせいでなんとなくという点と犯人の狂気にやだみがなく、善意と悪意の狭間で揺れたりしないし、わざわざ壁につまらない文字を書いていて、ゲンナリ。
で、何に怒ってる？
でもこの映画の個人的な魅力は3つのエピソード全てに刺さるところが有り本当にヒリヒリした気持ちにさせられました。
愛する人だって、娘ですら信じられない事と、信じられない悔しさがすげえ刺さりました。
また、沖縄の米兵の話でショットガンがあれば撃ってさしあげたい程にムカつきつつ
目撃していた男の子と個人的なトラウマが重なって吐きそうでした。
本当に役者さんみなさま素晴らしくて、特に女性陣が凄く良くて高畑充希さんが真相を語るシーンで辛い、広瀬すずさんの悲劇が哀しい、池脇千鶴さんに発言にヒヤリ！！
でも本当に良い映画だなって思っていると終わりがダラダラ長いですよね、、、。
正直、犯人がわかってからは犯人のパート以外全部いらないとすら思ってしまいました。
