全員の演技が素晴らしいんだけど、森山未來の演技は本当にすごい。舞台を観に行った時に、森山未來ばっかり見入ってしまったことを思い出した。沖縄の青年も良かったね。
疑心暗鬼になってどんどん混乱していく人達が哀れ。ちゃんと会って、言葉や態度で示すって大切なんだね。信じてあげられなかったこと、自分に対する怒りって苦しそうで観ててしんどかった。信じてもらえなかったことに随伴する悲しみ、悔しさはあるが、信じてもらえなかった側が相手を受け入れているという一見パラドックスのような状態になる。信じる勇気さえあれば誰も傷付かなかったんじゃないか、とさえ思いたくなる。
とりあえずこのクソほどしんどい映画を観て、
松山ケンイチと困難を乗り越えて暮らしていきたいと思った（完）
