knaigk

怒りのknaigkのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
3.7
久しぶりに少し難しい映画を見た
難しくて鼓動が少し早まった

信じる
苦しむ
怒る

絶対に他人には分かりうることではない。
感情に一人称以外のものはない。

絶望

信じるという行為は全て受取手次第で、
何を感じるかも全ては相手が決めること。
人間って独り。

二人称の感情を分かることはできないんじゃないか
そう思った
三人称の感情の方が考えやすい気がする
だって三人称はその場では他人なんだもん。理解できることはないけど、比較的考えやすい。

苦しみ
怒り
他人には絶対にわからない
だけど
わかろうとすること、分けてもらうこと
それはできるのかもしれない
所詮それも独りよがりの行為だけど

最後は少しの希望が

最近ははっきりとしたメッセージがある映画ばかりを見ていたから
雨の日に
考える時間を与えてくれた映画だった
信じるということに関して
とてもとても考えさせられる
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