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怒りの19のネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

いやこれは深い
深くて入り組んでいて、想像もつかないような未知の、でも実際に現存する世界。

信じる気持ちよりも素性もろくに知らない相手への不安が勝った時、愛する人を少しでも疑ってしまった自分が悔しくてたまらない

相手が自分をどれほど愛していたか、潔白の身、それ以上に洗練されていたのに、それなのに自分は…。

そして観るに耐えない事実を突きつけられた。

沖縄での、米兵からのレイプは今も後を断たないっていう事実。惨さ、悔しさ、悲しさ、そして怒り。やり場のない感情が込み上げた。


一見、気さくで楽しい人ほど、何か深いどうしようもない事実を背負ってるのかもしれない

犯人はすぐ近くに、息を潜めて、手招きしているかも

自分があまりにも無防備か、どれほど平和ボケしてるのか。見つめなおすキッカケになったかな

総じてとてもいい作品だった
この監督!素晴らしい!!!


ここに来て、いい作品に出会った。コロナ期間、みんなも観て!
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