ゴジラVSコングを見た後だったので怪獣映画としては非常につまらなかった。あっちのゴジラは強さとかっこよさがとても魅力的だったが、こっちのゴジラはさすがに酷い。
・短すぎる手
・熱線吐いたら15日間お寝んねする雑魚さ
・戦車やヘリからの射撃でも無傷なのにビル崩れたり電車アタックされただけで痛い痛いして動けなくなる
・情けない絵面で冷却水みたいなものをゴクゴク飲まされる滑稽な姿
・わざわざ線路沿いに移動してくれる優しいゴジラ
｢死｣の匂いが一貫して皆無。街が壊されていく中で映画の中の被害者の辛さが全く伝わらない。緊張感がなく、作中を通してゴジラを恐ろしいものだと感じることが無かった。
｢ゴジラ｣という題材を与えられて大怪獣バトルを描くのではなく、国会の政治家たちをメインに描くのは非常に庵野監督らしい。だが、求めているのはこんな映画ではない。やはり私には庵野作品がとことん合わない。
エヴァと一緒でオタクのおっさんが作った映画をオタクが絶賛しているような感じ。
役者は本当に豪華で特に國村隼が好きだからワクワクした。ただその豪華キャストの中で石原さとみは浮いていて可哀想だった。
絶賛しているコメントが多いが映画館で見ていたらまた評価が違うのだろうか？
