このレビューはネタバレを含みます
約10年以上の歳月を経て作られた作品。
ゴジラという巨大不明生物が
突如として現れた日本が舞台。
世界線も、実際の日本と同じ世界線ではある。
ただ1つ違う点としてゴジラが出てくるということではあるが
何が良かったのかというと
もしも、この世界にゴジラと言われる巨大不明生物が襲来したらというのが
1番のポイント。
SF映画でありがちな防衛隊などは存在しない。
日本には、自衛隊しかいないこの状況。
さらには日本の世界における立場もまた如実に出ていると思う。
防衛隊のいない世界では
確実に核使用の話が出てくる。
それに対抗する手立てを探る
巨大不明生物特設災害対策本部=巨災対の活躍。
日本対ゴジラはもちろんのこと
日本対世界各国も考えさせる話である。
要所要所に隠された隠しコマンド的なシーンを探すのもまた別の意味で楽しめる作品。
政治経験者、自衛隊出身者の批判的なコメントもあるが本当のリアルを追求しては成り立たない話ではある。
あくまでもリアルっぽいがこの作品の共通である。