シン・ゴジラのみくたのネタバレレビュー・内容・結末

単純にゴジラが暴れている映像ではなく、日本政府の対応にスポットが当てられ、リアルに映されているので没入感が凄まじかった。今、本当に日本にゴジラが陸上したらどうなるのだろうとか、岸田首相の遺憾砲でゴジラは倒せるのだろうか等を年甲斐もなく考えてしまった。

1回目の襲来時、内閣閣僚のヘリが熱線であっけなく爆散してしまったシーンには強く驚かされた。地面に吐いていた赤い炎が徐々に細くなり、紫色になり都内を破壊する様は絶望そのものだ。

多くの決断を迫られ次第に国のリーダーらしくなる首相。優秀な人材が揃うゴジラ対策本部。ラストで男気を見せた首相代理。などなど主要人物も魅力的で非常に面白かった。