無彩

シン・ゴジラの無彩のレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
2.5
2.5点

『シン・仮面ライダー』からの鑑賞。

正直、あまりハマらなかった。

それは、おそらくこの映画がリアリズムに徹していたからだと思う。実際には、ゴジラの映画だからウソの話なんだけど、「実際にゴジラが来たらどうなるか?」という設定にあまり乗りきれなかった。それでいて、ゴジラに関すること以外のドラマはないのに、話が進んでいくからどこを楽しめばいいかわからなくなってしまった。『シン・仮面ライダー』の場合は、ウソだってわかっているから、どう面白いウソをつけるかという部分で楽しむことができた。自分は何かしら現実から離れたロマンがある映画が好きなようだ。これが、最初に見た時の印象。

では、なぜこの映画はヒットしたのだろう?様々な意見を見ると、ストーリーやドラマ以外の部分を楽しんでいる人が多かったようだ。

まず、庵野秀明の映画としてである。これは、『シン・仮面ライダー』で少し庵野秀明に関心を持った自分としては、理解できる。この映画にあるメッセージだったり、カメラワークだったり、演出だったり、セリフまわしだったりとそれなりに気になるところがあった。笑ってしまうところもあった。

裏設定や考察などを楽しんでいる人もいる。これは、自分が映画を観て、楽しめなかった以上今は、語ることはできない。

また、オタク的な楽しみ方もある。これもゴジラを初めて観た自分はわからない。

まだ自分としては、書き足りないような気がするが、あとは次に観たときにする。
無彩

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