最近、切に悩んでることがあるんです。
それはずばり
「集中力 落ちた」
DVD1本観る間すら、何回かiPhoneチェックしちゃう。やれLINEだ、やれインスタだ、やれフォローされただの外された、だのなんだの。
そしてそれは段々電波の有無に関わらなくなってきて、映画館で電源切っててもどこかそわそわ。飛行機で電波通じなくなるとなんかそわそわ。もう立派なスマホ依存症。
そんな末期状態の私でさえ、久々に夢中になれた映画がこれ、シン・ゴジラでした。
2時間ぶっ通しで「すごいすごい」の連続。時間を忘れて、食い入るように画面を見つめた。日本のトップのリアクションの遅さや、「偉い人」の保身発言。鋭い描き方に始終ぞくぞくしっぱなし。
わからないヤツは置いてくぜ!ってくらいのテンポで詰め込まれた情報も、心地よい。
蒲田くんのキモすぎるキャラ造形も、身体が拒否反応を示しつつ二度見してしまうインパクト。
唯一残念だったのは、どう贔屓目に見ても石原さとみが帰国子女には見えなかった点(かわいいけど)。他の要素にリアリティを感じるだけに、彼女が出てくるシーンは「はい、フィクションでっせ」感を覚えて萎えてしまった。発音云々は置いといたとしても、ちょっとわざとらしすぎ。華がほしいのはわかるけど。
でも逆に言うと、それ以外はほんと映画の世界に没入できて幸福でした。
また絶対見返すもんね。
邦画の底力をぐりぐり見せつけられて「参りました」なM心すら覚えたもんね。
あー、感想書いてたらまた観たくなってきた、、!