yukio709169

杉原千畝のyukio709169のレビュー・感想・評価

杉原千畝(2015年製作の映画)
4.5
映画「杉原千畝」を観て来ました。
何箇所かで涙腺が緩む箇所がありました。

マレーシアの映画館で観ました。150席ほどある映画館で観客は僅かに10人余り。

英語の部分も多く、部分部分で理解出来ないところもありましたが、観ていて感じたことは、
⚪️「日本は、この時代から、米国・西欧列強諸国と外交では立派に渡り合っていたんだなぁ」ってこと。
⚪️「当時の日本の外交官も、とてつもなく優秀だったんだなぁ」ってこと
⚪️「軍人が、もう少し広い視野を持っていたら、日本は、酷い仕打ちを受けずに済んだんだろうなぁ✳︎」ってこと
⚪️「そんな杉原千畝氏などの外交官と自分とは、頭の出来こそ、遠く及ばないけど、短くなっている自分の将来、何か、杉原氏のように、日本と世界の両方に有益なことをしてみたい」ってこと
⚪️「英語は日本に戻っても勉強を続けるとして、もう1ヶ国語勉強出来たらなぁ」ってこと
⚪️「昭和初期・太平洋戦争のことを、日本に戻ったら勉強したいなぁ」ってこと
⚪️「日本に戻ったら、杉原千畝の記念館とか訪れてみたい」ってことです。

✳︎「軍人が、もう少し広い視野を持っていたら、日本は、酷い仕打ちを受けずに済んだんだろうなぁ 」。このことは、「今の世界における日本」にも言えることだとも感じました。
どういうことかと言うと、日本の企業・産業が世界で韓中台に圧倒される中でも、日本本国の本社の人達は「良い品物を作れば、高くてもニーズがある。恩義を作れ、信頼を得よ。さすれば海外でも我が社の製品・サービスは受け入れられる」と信じている。今や、そんなのまやかし・夢現です。
海外に来て1年間懸命に仕事してみれば自ずと分かると思います。日本でしか仕事せず、海外戦略を論じるのは、太平洋戦争時の日本の軍人首脳と同じだと思いました。
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