反町隆史さんが演じた杉原千畝さんのときは大泣きしましたが（シンドラーのリストのようなラストで）、今回はそこまで泣きませんでした。ただ、ビザを発給した後の彼らの人生が描かれていたのでトータル的にはこの作品の方が好きかもしれません。
台詞も日本語ばかりかと思ったら、意外と英語が多かったのもよかったです。強いて言えば、唐沢さんのロシア語を聞きたかったです、不毛地帯のときのようにw
出演した外国人の役者さんは少なくとも３人はポーランド人の役者さんでこれも嬉しかったですね〜♪（ポーランド映画好きなので）特に私の大のお気に入りの女優さん（イリーナ役）の登場シーンが多くて♪それだけで大満足ですw
ドイツ映画をたくさん見てきたせいもありますが、一番印象に残ったシーンは、ドイツ系の領事館職員の心境の変化です。ナチスの思想とおり、最初はユダヤ人を疎ましく思ってたんですが、ビザ発給の業務をこなしてると「あんた、善い人だね」とユダヤ人から言われるうちに「俺って人の役に立ってるんだ」と喜びに変わるんですよね…杉原さんが去った後も出来る限り彼らを助けたに違いないと信じたい…
