ほだ

杉原千畝のほだのレビュー・感想・評価

杉原千畝(2015年製作の映画)
3.8
もう15年以上前、初めてリトアニアに旅する際に「六千人の命のビザ」という本を読んだ。記憶に残っているのはユダヤ人のために必死にビザを発給する様子で本を読みながら涙したものだ。本作に於いては中盤部分までがそのシーンでイメージ通りであった。後半部分からはカウナスを離れた千畝氏のその後と、ビザを発給された方々の日本に到達するまでの様子などが描かれており一連の歴史的事実とその裏側を垣間見ることができた。この作品は日本人としてその歴史を知っておくために観ておくべきと思う。
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