メキシコの描写が雑すぎるのと、人種や言語の壁をまるっきり無視していていたので物語世界に入り込めなかった。野原一家がメキシコ生活にすんなり順応してメキシコ人と会話したりしているのは物語の都合上やむを得ない暗黙の了解みたいなものだけど、それを観客に求めるのではなく無理矢理でも良いので納得できるようなそれなりの理屈が少しは欲しかった。
メキシコの描写が雑でこんな描き方して、この映画を見たメキシコ人はどう感じるのだろうかと勝手にヒヤヒヤしながら鑑賞していた。
笑いどころも少ない。クレヨンしんちゃん×外国シリーズは数作しか見ていないが（カンフーと新婚旅行）ハズレしかない。
